【スリランカバードウォッチング決定版】
スリランカの固有種と冬の渡り鳥に出会う
バードウォッチング5泊6日
- バードウォッチング
固有種の宝庫、スリランカのバードウォッチングの魅力
スリランカは北海道の80%ほどの国土の島ですが、モンスーンの影響を受け島の北・中央部・南とで大きく植生が異なり、さまざまな野鳥たちと出会うことができる島です。
■ホートンプレインズ
標高2,100~2,300mの雲霧林、草原からなる国立公園で、この地域固有の生物多様性に富むことから1988年に世界自然遺産に登録されました。早朝、麓のヌワラエリヤを出発し車で山を上がり1時間ほどで到着します。道中も希少な固有種セイロンルリチョウを狙うポイントがあります。固有種のうち21種が確認されており、その中でもセイロンメジロ、セイロンヒタキ、セイロンカノコモリバト、キミミヒヨドリ、セイロンオウギセッカ、セイロンルリチョウはホートンプレインズで期待したい野鳥です。
■ブンダラ国立公園
1991年、スリランカ初のラムサール条約湿地に指定された国立公園。灌木林の点在するドライゾーンの公園はいくつものラグーンと接し、越冬に来る水鳥たちの貴重な終着地点となっています。グジャラート(インド)の大カッチ湿原から渡ってくるオオフラミンゴ、その他多くの水辺の鳥、そして近くの塩田では北極圏・ユーラシア北部からやってきたシギ・チドリの仲間が見られます。
■ウダワラウェ国立公園
ウダワラウェ国立公園は、ワラウェ川に貯水池が建設されたことによって行き場を失った野生動物の保護と貯水池の集水域を保護するために作られました。草原と灌木、大きな水場からなる国立公園でスリランカゾウの重要な生息地となってます。ここでは固有種のスリランカコサイチョウ、セイロンジチメドリ、アカガオバンケンモドキなどの観察の他、開けた草原地帯ではカワリクマタカ、カンムリワシ、シロハラウミワシ、ウオクイワシなど猛禽類の観察も期待できます。また、ミフウズラが見られることでも知られています。
■シンハラジャ
スリランカは33種の固有種(2022年現在)が確認されていますが、その多くを一度に観察できる場所がシンハラジャの森です。スリランカを代表する固有種セイロンサンジャク、セイロンバンケン、セイロンミドリワカケインコ、ズアカサトウチョウ、キビタイゴシキドリ、セイロンカノコモリバト、セイロンキュウカンチョウ、クリセスズメフクロウ、2004年に新種として紹介されたセレンディブコノハズクとの出会いが期待できます。また、インドの西ガーツ山脈とスリランカだけに生息するガマグチヨタカも観察できる場所です。
観察が期待される野鳥
セイロンケズメシャコ Sri Lanka Spurfowl、セイロンヤケイ Sri Lanka Junglefowl、セイロンカノコモリバト Sri Lanka Wood Pigeon、ハイビタイアオバト Sri Lanka Green Pigeon、ズアカサトウチョウ Sri Lanka Hanging Parrot、セイロンミドリワカケインコ Layard's Parakeet、アカガオバンケンモドキ Red-faced Malkoha、セイロンサンジャク Sri Lanka Blue Magpie、セイロンバンケン、Green-billed Coucal 、セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka Frogmouth、セレンディブコノハズク Serendib Scops Owl、クリセスズメフクロウ Chestnut-backed Owlet、キビタイゴシキドリ Yellow-fronted Barbet、ヒノドゴシキドリ Crimson-fronted Barbet、スリランカコサイチョウ Sri Lanka Grey Hornbill、セアカコガネゲラ Crimson-backed Flameback、インドヤイロチョウ Indian Pitta、インドツバメ Hill Swallow、スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo、キミミヒヨドリ Yellow-reared Bulbul、セイロンオウギセッカ Sri Lanka Bush Warbler、セイロンジチメドリ Brown-capped Babbler、スリランカマルハシ Sri Lanka Scimitar Babbler、セイロンヤブチメドリ Orange Billed Babbler、セイロンガビチョウ Ashy-headed Laughingthrush、セイロンキュウカンチョウ Sri Lanka Hill Myna、シロガオムクドリ White-faced Starling、セイロンルリチョウ Sri Lanka Whistling Thrush、クロノビタキ Pied Bushchat、カシミールオジロビタキ Kashmir Flycatcher、セイロンヒタキ Dull-blue Flycatcher、スリランカトラツグミ Sri Lanka Thrush、セイロンジツグミ Spot-winged Thrush、セイロンハナドリ Legge's Flowerpecker、セイロンメジロ Sri Lanka White-eye、ビロードゴジュウカラ Velvet-fronted Nuthatch、オオフラミンゴ Greater Flamingo、インドトキコウ Painted Stork、シロスキハシコウ Asian Openbill、エンビコウ Woolly-necked Stork、コハゲコウ Lesser-Ajutant、ブロンズトキ Glossy Ibis、ヘラサギ Eurasian Spoonbill、ホシバシペリカン Spot-billed Pelican、シロガシラトビ Brahminy Kite、ウオクイワシ Grey-headed Fish Eagle、シロハラウミワシ White-bellied Sea Eagle、カワリクマタカ Changeable Hawk Eagle、カンムリワシ Crested Serpent Eagle、渡りのシギ・チドリの仲間、アジサシの仲間、カモの仲間 など
SCHEDULE
1 | コロンボまたはニゴンボ - ヌワラエリヤ
コロンボまたはニゴンボのホテルにお出迎え。一路、ヌワラエリヤへ(約5時間)。着後、ビクトリアパーク又はハクガラ植物園にて探鳥。 ヌワラエリヤ泊│食事:朝× 昼× 夜○ |
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2 | ヌワラエリヤ - ホートンプレインズ - ティッサ
早朝、ホートンプレインズに向かいます。道中と公園内にて探鳥。昼頃ヌワラエリヤへ戻り、ティッサへと移動します(約5時間)。(夕方、日没前に間に合えばティッサ湖畔にて水辺の野鳥観察。)
ティッサ泊│食事:朝○ 昼○ 夜○ |
3 |
ティッサ - ブンダラ - ウダワラウェ
午前、ブンダラ国立公園にて探鳥。水辺の鳥、渡りのシギ・チドリ類など観察。その後、ウダワラウェへ移動します(約2時間)。午後、ウダワラウェ国立公園にて探鳥。猛禽類などを狙います。
ウダワラウェ泊│食事:朝○ 昼○ 夜○ |
4 |
ウダワラウェ - シンハラジャ
一路、シンハラジャへ(3時間)。着後、シンハラジャの森にて探鳥。
シンハラジャ泊│食事:朝○ 昼○ 夜○ |
5 |
シンハラジャ
早朝に観察が期待できる野鳥を探します。終日、シンハラジャ国立公園内と周辺の森、果樹園で探鳥。
シンハラジャ泊│食事:朝○ 昼○ 夜○ |
6 |
シンハラジャ - コロンボまたはニゴンボ
早朝に観察が期待できる野鳥を探します。朝食後、コロンボまたはニゴンボのホテルへお送りします(約4時間)。
食事:朝○ 昼× 夜× |
NOTES
- ご希望に合わせて自由自在にアレンジ可能です。他のバーディングスポットや観光地との組み合わせなども対応させていただきます。
- ホートンプレインズ、シンハラジャの森は突然雨が降ることがありますので、必ず傘などの雨具、カメラを保護するカバーなどをお持ちください。
- ブンダラ国立公園とウダワラウェ国立公園ではオープンタイプのサファリカーを利用します。
- 帽子と運動靴をご用意ください。シンハラジャの森では雨の後はヒルが発生しますので、現地にてヒルよけソックスをご用意いたします。
- 野生動物の観察です。気象条件や農作業などの影響によりご希望の種が見れないことがあります。あらかじめご理解ください。
PRICE
参考価格 |
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お問い合わせください |
為替レートの変動、燃料価格の変動があるため、正式な料金はその都度お見積りいたします。日付、人数、ご希望のホテルクラスをお知らせください。その時点でのベストレートでご案内いたします。
専用車およびドライバー/バードガイド/日程表に含まれる国立公園などの入場料/ホートンプレインズでの専用車代金/シンハラジャでの4WD車両代金/ブンダラ国立公園とウダワラウェ国立公園のサファリ代金/日程表記載の宿泊費用/食事(朝5回 昼4回 夜5回) そのほか駐車場代など諸費用
【料金に含まれないもの】個人的費用(飲み物や通信費、洗濯代、医療費等)/ガイド、ドライバー、ホテルスタッフへのチップ
※コロンボ/ニゴンボのホテル発着プランです。スリランカへの航空券や査証代金、コロンボ/ニゴンボの宿泊代金は含まれていません。
■ヌワラエリヤ:リポングランド
■ティッサ:キタラリゾート
■ウダワラウェ:エレファントトレイル
■シンハラジャ:ブルーマグパイロッジ